エロい女という言葉
エロい女という言葉から逃げていたように思う。
エロい女という言葉をなんとなく避けて、スケベ女とか、エロいい女とか、○○系ビッチとか、もっと定義をずらして、○○女子、○○ガールといった言葉に頼っていたように思う。
そのことはとても反省すべきで、なんとなく直球の言葉を使うことを恥ずべきことのようにして来た。自身が自身に課した言葉狩りであった。
むつかしく、たしかに知識の含蓄がある言葉を使うと、自然と斜に構えて揶揄したい方へと流れていってしまう。エロい女でもいいじゃないか。
そんなにバカを分からせようとしなくてもいいじゃないか、高尚な界隈が内々での暗号を用いるような、どうだ!という圧がある言葉、そんなむつかしい言葉ばっか使わなくていいじゃない。
どれだけ地位と名声を得て、エロい女を侍らせて飯を食っても、「美味かったわ」ではなく「美味しかったです」と言いたいな。