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抱かぬ女の膣算用

1.虚数

素人童貞が、自分に自信が持てずに、抱けなかった女がいる時。

その女を、素人童貞の下らねえ自尊心を満たすために「抱けた女」とカテゴライズすること。あの女抱けたな〜!!!と経験人数が虚数素人童貞

 

2.面白いブログ

本当はブログを書きたくなくて、ブログを書くと「伝えたいことがあった」とか「SOSを発信していた」とか思われる(報道もされる)だろうし、何より自分が自分にその認識の目を向けることがきつい。

 

また、人に読んでもらうために、面白いブログを書くのもきつい。

そもそもインターネットで面白いと思われようと画策するのがきつすぎ。

爆笑ブログを書いているやつの、面白い俺を見つけてくれ〜〜感がね、ね。

 

自分の行動を自分の目が制限する自分の中で、ブログやってるやつ=カスという恒等式が成立している。

 

じゃあなんでブログ始めたかというと、思考をして、文を書きたい、そしてこのまま漫然と生きて死にたいと思ったからだ。

 

 

3.スマートフォン

最近、父が入院した。

祖父はデイサービスのご厄介になっている。

 

生きていくとは何か、というのはまた別の話だ。

こういうことを言うと、この世に無数に存在する格言、思想、宗教が飛んでくる。心底くだらないと思う。

 

父も祖父もスマートフォンを持っていないし、携帯電話すら持ったことがないから。

つい先日、丸一日スマートフォンを持たずに外出をした。

 

普段、歩いていても電車に乗っていても、だいたいインターネットラジオや音楽を聴いていた。

ツイッターもLINEも生活の一部と成り果てていた。

 

自分の思考が研ぎ澄まされる感覚。

 

やりたいことがある。お世話になった人に恩返しをしたい。それは自分の本質なのか。本質とは何か。何故生きるのか。その先はどうなっているのか。

どうせ、こういった問答もどこかの宗教家、文化の影響を受けているであろうことに吐き気がする。

 

時間の流れを直視しないように、コンテンツを浪費していた。

スマートフォンが奪われれば、現代人は自己を定義できない。

脳をごまかすために、忘れるために、こんな端末を持って、ブログを書いて、パチンコ打って、酒を飲んで、映像と音声を受給して、チンポをしごいて、寝るのだ。

 

 

生来、酒好きだった祖父は、10年前の食道がんの手術をきっかけに、酒をやめた。

戦後から、教職を定年まで続けた祖父の元には、毎年500通を超える年賀状が、かつての生徒達から届く。

最近、そのほとんどの顔も名前も思い出せないと話していた。

 

祖父は今、時間の流れを直視しているのだろうか。

 

 

4.明後日

就活をしなければならない。

幸い、バイト先にそのまま働かないかと呼びかけられている。

 

働くのは嫌ではない。面接が嫌だ。

なんとなく、偉そうにされることが嫌だと思う。

 

将来への不安も期待も特にない。

働くときは働くし、死ぬときは死ぬと思う。

ただ時間の流れがあるだけだと思う。

そして、自分が巻き込まれている環境に身を投じれば、こんなことも考えなくて済むと思う。

でも、考えていたい。ブログを書きたい。

 

自分はクズで虚言癖があって考えがある。それも別にどうでもいいと思う。

たまに、並行世界の、可能性世界線の自分は、クズなのだろうかと考える。

真面目に生きているだろうか。

あの時、あの女を抱いている可能性世界線の自分は、ブログを書いただろうか。

 

面接は明後日だ。

このブログを書いている内に明日になった。